林業体験記

一次産業というジャンルがあります。定義は、自然界に働きかけて、富を得る産業ということになっています。農業はもちろん、漁業、林業、鉱業などがそれにあたります。

この一次産業をすべて経験すると、農水省から一産業功労者賞というのが貰えるわけではないのですが、なんとなくすべての産業を経験したいなと思っていました。
農業は本職ですので、OKです。漁業は今年の2月に岡山県の牡蠣の養殖業者さんのところでちょこっとだけ経験させていただきました。残りは、林業と鉱業のみです。日本では鉱業は既にほとんど行われていないのですが、林業は、ここいらじゃ一般的な職業です。
ということで、先日林業なるものを少しだけ経験させていただきました。僕らが住む集落にフリーの木こりさん(←東京にいると存在すら想像できないですよね。。。)が居て、その方に誘われたのです。「ちょっと木を切りに行かない?」って。
木こりの前田さん(ピントがずれてしまった。。。)と林業仲間の方達。
まず、林業というのは、これはとっても危険な仕事です。おそらく現在の日本で最も危険な仕事のひとつです。簡単に死ねます。なにしろ何百キロという木材を切り倒すので、下敷きにでもなったら速攻でお陀仏です。チェーンソーという電動ノコギリを使うのですが、これが足になんか当たるとあっという間に骨まで到達します。
農業なんか林業に比べると、なんとも楽ちんで安全な仕事なのです。
今日は直径50センチほどの木を5-6本切り倒しただけなのですが、チェーンソーを扱うときは、緊張するので、筋肉がガチガチになってしまい、やたらと疲れます。道無き道を歩いていくため、膝もガクガクです。
それでも、山の中で結構重度の肉体労働をするのは、なかなか快感です。高さが20メートルほどの大きな木がメキメキと倒れていく様を間近で見るのも、なんだか原始的な喜びがあります。
一度、自分も体験してみたいという方がいらしたら、ご連絡ください。いいストレス解消になりますよw
2 Comments
  1. 山中での伐倒、一度経験したいと思っていました。
    薪作りで、玉切りは経験してますが、それとは全く異なるものだと思います。装備は揃っていませんが、よろしければ、お誘いいただければと思います。自己責任にて、お手伝いできればと思います。もちろん報酬(薪)があれば最高です。

  2. 菅原さま、コメントありがとうございます。
    実はまだ林業体験、費用などの詳細が決まっていないので、聞いておきます。
    ご存知かと思いますが、薪用の木でしたら冬の寒い時期に採るのがよいとされていますので、時期等もご相談させていただければと思います。
    先方と打ち合わせするにあたり、以下の項目をinfo@goldengreen.jpまでお送りいただければと思います。
    ・ご年齢
    ・ご住所
    ・お電話番号
    ・チェーンソーを使用したことがあるか否か
    ・ここまでの交通手段
    ・このホームページをどこで知りましたか
    以上よろしくお願い致します。

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