田んぼ準備スタート

今年は初年度ということもあり、お米は試作的に作るため、面積は1反弱の狭い田んぼ1枚のみで
作ります。
勉強してみると、米作りはとにかく奥が深い。。。
そして1年に一度しか作れないため、一作一作が大勝負!経験を積んで技術をつけていくには長い時間を要します。

また、米作りは労力のわりには全然儲からないので、よほどの強い信念とがないと作れないと感じています。(このへんの具体的な話はのちのちお伝えしていこうと思っています)。

GOLDEN GREEN初年度のお米の品種は「あきたこまち」です。
ここは高冷地なため、従来米作りには適さない地域でしたが、温暖化の影響でこのあたりでも美味しい米が作れるようになりました(北海道米もいまや品質のよさで大人気ですよね。)
逆に、米の産地である新潟や宮城では夏が暑すぎて高品質米が栽培できなくなってしまい、温暖化対応品種米が各地で次々と開発されている状況です。

田植え前に田んぼの準備をしなくてはなりませんが、お借りしている田んぼはかつて地元のお爺さんが野沢菜を作っていたところで、すっかり荒れ地になっていたためまずは開墾からスタートしました。

開墾が終わり、トラクターで荒起こししたのち、いよいよ畦(あぜ)作り。
畦とは、水田を区切る為の小さな土手のことで、田んぼから水がこぼれないように畦の高さをそろえます。
鍬やスコップで田んぼのの土を掘って高さを作り、その上を足で踏み固めていきます。
最後に畦際に畦板を立てていきます。

この作業、かなり腰にきます。
しかし鍬を使っていると百姓であることを実感でき、今のところは嬉しい痛みです(笑)

畦作りが終わったら、稲苗を育てるための準備に入ります。あらかじめ用意しておいた稲の種籾を塩水選し(種籾を塩水につけて、浮いた籾をのぞいて、質のいい充実した種を選別する作業。無農薬栽培の場合、特に無病の元気な種籾を選別するのに欠かせない作業なのです)、その後は2週間程普通の水に吸水させて、発芽が揃うようにします。

そして昨日、種籾を播き終え、育苗が始まりました。
育苗の様子はまたお伝えしていきます。

(かも)

 

2 Comments
  1. おー、田んぼだー!
    ちょうど行く時期に田植えかしら?まだ早いかしら?
    楽しみだなー♪

  2. 田植えはまだ先なので、苗がけなげに成長している姿をご覧いただけるはずです♪
    果菜類の苗たちはその後順調に育ち、スナップエンドウはいよいよ畑に植えていきます。
    畑に出したら今度は動物の被害に気をつけなければならないので、収穫まで気が抜けません。

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