おもてなし料理としての赤カブ茶わん蒸し

冬のおもてなしの料理として使える赤カブの茶わん蒸しをご紹介します。

茶わん蒸しですが、洋食のメニューとしても十分に使える一品です。この茶わん蒸しは通常の茶わん蒸しと違って、通常の茶わん蒸しの部分(卵と出汁)と野菜で作るソース部分を別々に作り、最後に合わせます。茶わん蒸し部分には具は入らず、卵と出汁、しょうゆだけです。ソース部分を作るのにミキサーが必要です。
※ソースは、普通の白いカブや、ほうれん草、人参などでつくっても美味しくできます。

では、まず茶わん蒸し部分から作ります。

■材料(4人分)
・ だし汁300CC
・卵 2個
・しょうゆ 大さじ1

■レシピ
・だし汁をつくり、冷ましておく。味がほぼだし汁で決まってしまうので、できるだけ丁寧に出汁をとる。
・卵を二つ割り攪乱し、さらに濾してサラサラにしておく。ここでいかに均一にするかで口触りがきまってくる。
・だし汁と卵を合わせて、しょうゆをいれ、さらに混ぜ、器に四等分に入れる
・蒸し器を使う場合は、最初強火で2分、中火で15分から20分いれて完成。もしスチームオーブンがあれば、茶わん蒸しのコースがあるので、それを使うとうまくできる。

それでは野菜のソース部分

■材料
・赤カブ 150グラムから200グラム程度
・オリーブオイル大さじ一
・日本酒 50CC
・牛乳 50CC
・塩 適量

■レシピ
・蕪を一センチ角に切り、蓋付の小なべに入れてオリーブオイルと共に蒸し煮にする。要はフタをして炒める。焦げないよう弱火から中火くらいで、たまに蓋を開けて攪乱する。4-5分で香りがたってきたら、日本酒を入れてアルコールを飛ばす
・3分ほど煮て、カブがやわらかくなったら、牛乳を入れて塩で味付けをして、ミキサーにかける
・できたソースを茶わん蒸しの上にかけて完成!