『イーハトーブ農学校の賢治先生』

今日は、最近出版されたばかりの素晴らしい本の紹介をさせていただきます。
皆さん、宮沢賢治が日本を代表する童話作家であることはご存知かと思います。
でも、彼が優れた農学者であり、教師であったことはご存知でしょうか?
今回ご紹介する『イーハトーブ農学校の賢治先生』(小学館)は、
『家栽の人』『玄米せんせいの弁当箱』を描いている魚戸おさむ氏の力作です。
漫画ですが、学校や図書館にある研究書に決して引けをとらない貴重な本といっても過言ではありません。
私は小学生の時、宮沢賢治の『注文の多い料理店』が大好きで、当時何度も繰り返し読んでました。また、彼の有名な詩「雨ニモマケズ」は、農家になってからますます心にしみるものを感じました。
今回、私のまったく知らなかった賢治先生に出会い、こんなにも素晴らしい人が日本に実在していたのかと、感動すら覚えました。大人が読んでも子供が読んでも勉強になる漫画です。特に、人を導くに立場にあるかたは、是非ご覧いただきたい本です。
魚戸氏の作品は、以前にもHPで紹介したことがあります。
こちらもぜひお薦めです。
(かも)
2 Comments
  1. わあ!
    本の紹介、ありがとうございます!!
    宮沢賢治の言葉は、想いは、今のこの時代の我々にこそ
    響くと思うんですが・・・。
    一読していただいた方から、じっくりじっくり口コミで広がるといいなあ。

  2. 魚戸さんご本人からコメント頂けるなんて!
    有難うございます!!
    引き続き、一人でも多くのかたに賢治先生を知ってもらえるよう、色々なところで宣伝していこうと思っています。
    この間、地元の小学校の先生にこの本を宣伝したら、小学6年生がちょうどこれから宮沢賢治について勉強する時期らしく、授業の参考にしたいと大変喜んでおられました。

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