種イモの日光浴

ジャガイモは種子ではなく、種イモといって、ジャガイモそのものから芽を出したものを植えて栽培します。

種イモを畑に植える前に、約3週間程日光浴させて発芽させることを「浴光催芽」といい、これをすると畑に植えた後の生育がよくなり、病気にも強く、収量も多くなると言われています。
家庭で食用に保存する際は、光に当てるのは禁物なのですが、種イモにはたっぷり日光浴させるのがコツなのです。

 

Golden Greenが作る今年のジャガイモの品種は、「きたあかり」と「シンシア」の2種類。

「きたあかり」は別名「栗ジャガ」と呼ばれ、やや黄色みを帯びた肉色と、コクのある甘み、ホクホクの食感が特徴です。ジャガイモの代表格「男爵いも」の改良品種なのですが、男爵の約1.5倍ものビタミンCを含んでおり、カロチンの含有量も高く、栄養価の高いジャガイモ。
火の通りが早いのも特徴で、短時間で作る煮物や、コロッケ・マッシュポテトに最適!

「シンシア」はフランス生まれのジャガイモで、 香り高く、味わい豊かで口当たりのなめらかさが特徴。煮くずれがほとんどないので煮物、揚げ物、ポテトサラダなど幅広く楽しめます。

こんなの対照的な2種類のジャガイモを、無事皆さまのもとへお届けできますよう頑張って育てていきます!

最後に、ジャガイモに関する豆知識を2つご紹介。

①ジャガイモって何科の植物でしょう??

答えは、ナス科です。意外に思いませんか?ちなみにトマトもナス科なんですよ。

②ジャガイモの名前の由来って??

ジャガイモは、ジャガタラ芋の略で、ジャガタラとはインドネシアの首都「ジャカルタ」のこと。
16世紀末、オランダ船によりジャカルタから渡来し、ジャガタラ芋がなまって「じゃがいも」になったのです。日本に入ってきた当初は食用ではなく、綺麗な花を咲かすことから観賞用でした。

(かも)