稲刈り終了

 

今年の4月1日、種籾を塩水で選別するところから始まった米作りがいよいよ終盤です。
一面黄金色に実った稲穂たちが、まぶしく目に映ります。

先日の台風で、大事に育ててきた稲が倒れないかとても心配でしたが、すべて無事でした。

昨日稲刈りをして、今日は「はぜ架け」をおこないました。後は天日でじっくりと干して、脱穀、籾すりしてやっと玄米になります。

 

はぜかけ_稲.jpg

初めての米作りは、失敗ばかりでした。種まきは普通機械でおこなうのですが、機械がなかったため手でひとつづつ、播きました。プール育苗という方法で育苗したのですが、プールが平らではなかったため、生育がバラバラになりました。田んぼもキレイに水平にしなければならないのですが、いくらやっても上手く行かず凸凹の田んぼでした。そして一本一本手植えをしました。悪天候が続き、生育が心配でした。

でも、なんとかモノになりそうです。これでこれからの一年食いっぱぐれる事はないでしょう。お米があれば、なんとでも生きて行けます。

僕たちふたりは、一日二食で五合くらいの米を食べます。五合は750グラムです。365日米ばっかり食べると、約270キロのお米が必要となりますが、それくらいはまったく問題なく穫れそうです。
とはいえ販売するほどの量は今年は作っていないので、「Golden Greenの米をぜひ食べたい!」というお客様が増えれば、来年以降は頑張って田んぼを広げてみようと思います。

これからの一年は、人生の中で最もお米を噛み締めながら食べる一年になりそうです。

(耕平)