新米を食べる

お米というのは、百姓にとって最も思い入れの強い作物の一つです。

栽培期間が長く、4月に種籾を熱いお湯で消毒をするところから始まり、苗を育て、5月の下旬に田植えをして、それから田んぼの水を毎日のように調整して、10月に稲刈りをして乾燥させ、11月に脱穀。脱穀したお米を精米して、ようやく食べられる状態になるのです。そりゃ愛着もわきます。
※稲刈り後の工程はこちらを参考に。ちゃんと書こうと思っていたら、先輩農家のブログでまとめてありました。
ほとんど毎日たべるというのも、思い入れが強い理由かもしれません。
しかし、今年のお米は失敗からのスタートでした。低温のため苗がうまく育たず、師匠ののらくら農場から苗をもらい、ついでに田植え機で田植えまでしてもらいました。ちなみに去年は二人で全部手植えしました。
今年は「他力本願米だね」なんて言っていましたが、それでもやっぱり愛着は湧くものです。
去年は秋田こまちを作ったのですが、今年師匠がヒトメボレで苗作りをしていたので、当たり前ですが僕らもヒトメボレです。
今日の午前中に、精米所に行き、籾摺り→精米をしてきました。夕ごはんのために、いつもより少し丁寧に研ぎ、ゆっくりと浸水をさせ、圧力釜で一気に炊きあげました。
はっきりいって、過去最高の出来です。
まだ二年目ですが。。。
米は一反弱(約270坪)くらいしか作っていないため、ほとんど自家用と家族用(親孝行米)なのですが、少しならお分けさせていただきます。(ただしお野菜の定期購入者に限ります)。8分づきのみで、1㎏700円です。ご希望の方は、メールでご連絡ください。
(耕平)
2 Comments
  1. 貴重な親孝行米、ありがとうございました!
    美味しかった~!!!

  2. ほんの少しでしたが、Kitaさまに口にして頂けて良かったです!
    お正月前後には玄米餅も登場しますので、そちらもぜひ楽しみにしていて下さいね!

Comments are closed.