田植え!

つい先日、遅ればせながらの田植えが無事終了しました。
この地域では、一般的に5月20日頃が田植えです。
Golden Greenも初年度から米作りに挑戦すべく、稲の育苗をしてきました。
4月の寒さが響いたのと、技術力がないのとで苗の生育がいまいちだったため、
一般的よりも遅めに田植えをすることになったのです。
(畑仕事が忙しくて田植えどころではなかったという理由もあるのですが・・・)

お米の品種はアキタコマチ。
冬にお餅を野菜セット定期便に入れたいので、餅米用も少し植えました。

集落の皆さんからは、「在賀さんのところ、まだ田植えしてないけど一体どうしたんだい?!」とかな~り心配されてました(汗)
毎日心配で見に来て下さったおじいちゃん、代掻きのイロハを教えて下さったおじちゃん、
本当にどうもありがとう!!

田植えシーズンになると、テレビで子供たちが手植え体験している姿がよく映し出されますが、
実際手植えをしている農家はとても少ないです。
なぜって、田植え機という大変便利なものがあるからです。それを使えば非常に効率的ですし、何より腰が悲鳴を上げなくて済みます。(ちなみに田植え機はとても高価なため、うちは初年度からそれに投資お金がなく、集落の区長さんのご厚意でお借りできることになっていました)。

しかし、私は今年は手植えでチャレンジしようと最初から決めていました。
田んぼの広さも一反(300坪)だけなので、二人で力を合わせて手植えするのも悪くないと思ったのです。それに昔の人はその何倍もの広さを手植えしていたのですから、その苦労のひとかけらを味わってみたかったのです。

田植えは合計4日間かかりました。1日中田植えをしていたというよりは、畑作業の合間にやったり、天候が悪かったので雨が降り始めたらカッパを着て田植えするような感じで進めていきました。
一本一本植えていると、お百姓さんに敬意を表するとともに、自分たちで主食である米を作っている喜びに浸りました。

しかし日に日に腰が痛くなり、背中も真っ黒に焼けましたが、ふと田んぼの中を見るとおたまじゃくしがいっぱい棲みつくようになっていて、田んぼの上にはトンボが飛び交っていました。
荒れ地だった場所を田んぼにして、生き物が生まれ、小さな自然がそこに確かに存在しています。

今年は自家用&親に贈る米として小さい面積しか作りませんでしたが、来年からは私たちからお米を買いたいとおっしゃって下さるかたがいれば、面積を広げて頑張っていこうと思います。

秋には田んぼ一面に輝く黄金色の稲穂を崇められますように!

(かも)

2 Comments
  1. すごい!おつかれさま!!!
    わたしもやりたかったなーーーーー。
    大変だけど、そのぶんお米に対する感謝が増すし、
    より美味しく感じられるよね。
    これからがますます大変だと思うけど
    黄金色の田んぼを夢みてがんばってね!!!

  2. 応援有り難うございました!!
    来年は一緒にやりましょう!
    今年の新米の最初の一口食べたら、夫とふたりで絶対泣くでしょうね(笑)

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