今朝のトマト

先日、長靴を履いていたのにムカデに足首をひどく刺されるアクシデントが起こり、
虫刺されは慣れているのですがここまで腫れて痛んだのは初めての経験で、
足をひきずりながら作業していました。薬を塗り続けてもいっこうに良くならないので、
病院へ行き、注射を打ってもらってようやく治まった次第です。

小さくて心配だった果菜類の苗もようやく畑デビューさせられました。
畑に植えると、心配事が一気に増えます。
天候はもちろん、モグラや野ネズミに苗を食べられないかとか、鹿が柵を壊して侵入してこないかとか、収穫当日まで一切気が抜けません。

 

なかなか成長しなかったトマトも、遅れをとって今月始め、なんとか定植できるまでになりました。そして今は黄色い花がいっせいに咲き始め、葉も茎もしっかりして、健康に育っています。トマトは大玉の「麗容」、ミディトマト(レモン色。友人がフランスから持って帰ってきてくれた種で栽培)、ミニトマトの「小桃(赤色)」と「キャンドルライト(縦長型オレンジ色)」を栽培しています。

トマトは野菜の中でも最も技術力を試されると言われているので、ひよっこの私たちは冷や汗かきながら管理をしていくことになりますが、夏にはビニールハウスの中一面に色彩々のトマトが実る姿を見れるよう、精一杯の愛情をトマトたちに注いでいきます。

 

通路に敷いてあるのは稲わらです。
これは歩くことによって土を固めないようにし、結果トマトの根を伸びやすくさせるためと、保水力の改善と、また、雑草が生えにくい、泥のはね返りがない、雨の時の空気中の余計な湿気を吸い取ってくれる働きをしてくれるなど、様々な効果があるのです。

稲わらはお米を沢山作っている農家のかた以外はなかなか入手が難しいのですが、運よく仲間の農家のかたから譲っていただくことができました。軽トラックで山盛り2杯分頂きました。ありがとうございました!!
大変貴重な稲わらですが、ふかふかになるようたっぷり敷かないと効果がないため、ぜいたくに使いました。来年からは少しでも自分たちのわらでできるようにしたいです。
ちなみにこの稲わら、ナスやピーマンの畑にも同じように敷いているのですが、一面稲わらが敷いてある風景がなんとも素敵で、思わず寝転んでしまいます。夫の畑での「いいお昼ねスポット」にもなっています。

トマトの上に垂れ下がっている紐の役目は、成長して上に伸びていって多くの実をつけるようになった時、支えが必要になるのです。バランスのいい成長を促すために、枝を紐でくくりつけながら誘引していきます。

また成長の様子をお伝えしていきます。

(かも)