大豆も育てています

6月上旬に大豆の種を一反(300坪)の畑にまきました。
現在、順調に育っているところです。


列の間は管理機といわれる機械を使って雑草退治をしましたが、
それ以外のところはすべて手で引っこ抜きました。
一回やっただけではすぐまた草がはえてきますから何度もおこなう作業です。

大豆は正直、お金になりません。
皆さんの中で、乾豆を買ってきて豆を一日かけて煮るかたは、おそらくとても少ないはずです。
昔は当たり前にやっていたことも、今は便利さや手軽さが重要視される時代ですからね。それでも沢山大豆を作っているのですが、その用途はこんな感じです。

・味噌を仕込むときに大豆を大量に使うため、自家用としても使える。
・納豆が好きなので、自分たちの大豆で作った納豆を是非食べてみたい。
この冬は納豆作りに挑戦し、もし美味しくできたらセット便にも入れたい。
・料理に使いやすいように水煮にして、これもまたセット便に入れたい。
・炒り豆にして、お子さんのヘルシーなおやつとして販売したい。100%有機大豆のお菓子なんて、これ以上体にいいおやつはないです。

しかし加工品を販売するとなると設備面の問題や厳しい加工許可がいるので、すぐには実現できないと思います。
まずは自家用で、しっかり楽しみたいと思います!
(畑にお手伝いにいらして下さったお客様には、自家製納豆と豆腐で朝食のおもてなしをするのがささやかな夢です)。

コレは何の葉っぱでしょう??
直径30cmくらいの大きな葉っぱが沢山ついてます。

実はかぼちゃです。

黄色の花を咲かせ、小さなカボチャの実がつき始めました。
8月中旬から徐々に収穫できそうです。
しかし、かぼちゃは鹿の大好物なので、鹿に食べられないよう収穫まで油断禁物です。
鹿は作物の一番美味しい時期をちゃんと分かっているので、収穫前日の夜中に鹿に食い散らかされて全滅した、なんていうケースもまれではないのです。

写真の手は夫の手です。隣の白い物体はといいますと、「金糸瓜」(俗称:そうめんかぼちゃ)というとても珍しいかぼちゃです。市場にはごくまれにしか出回りません。
5cmほどの厚さに切ってゆで、冷水中で果肉を手で引き出すと、均一な細さの繊維状にほぐれます。まるで麺になるために生まれてきたかのような不思議な野菜です。シャリシャリした歯ごたえで、麺ツユや三杯酢との相性は抜群で、夏の涼しげな食材として喜ばれそうです。

無事収穫して、早くお届けしたいです。

(かも)